外壁塗装業者を選ぶ前に、悪質業者に見られる特徴を把握しておく必要があります。
強引な勧誘や法外な価格の提示など、さまざまな手口で契約を迫ってきます。
外壁塗装はトラブルや悪質な勧誘が多い業界として知られているため、業者を検討する際は十分に確認したうえで契約を結びましょう。
とはいえ、実際に悪質な業者かどうかを見極めるのは非常に難しいものです。
ここでは、外壁塗装の悪質業者に見られる口癖や手口、実際の口コミなどをご紹介します。今後の参考にしていただければと思います。
また、悪質業者に騙されてしまった場合には、クーリングオフや消費者センターへの連絡など、いくつかの対策があります。あらかじめ確認しておくとよいでしょう。
対処法を知っておけばすぐに対応できるため、一人で悩まず解決につなげられます。
さて本文に入る前に、外壁リフォーム・外壁塗装を本気で考えているあなたに必ず押さえておいて欲しい情報を紹介しましょう。
外壁は雨風を防いだり、住宅を日光から保護したりする重要な部分なため、リフォームの中でも特に緊急性が高いと言えます。
そのため、実績の多いリフォーム会社に依頼するのがおすすめです。
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それでは本文に入っていきましょう。
外壁塗装の悪質業者|リストを確認する方法

外壁塗装の悪質業者を見極めるには、以下の方法で確認しましょう。
それぞれの方法を確認することで、優良業者と悪質業者を見分けるポイントを把握できます。
【リスト①】特定商取引法ガイド
特定商取引法は、商品やサービスを提供する事業者と消費者の間で、消費者の利益を守ることを目的に作られた制度です。
事業者と消費者の間で行われる契約のルールや情報提供の義務を定めており、主に訪問販売、通信販売、電話勧誘販売、連鎖販売取引などが含まれます。
特定商取引法ガイドでは、特定商取引法に違反した行為を行った業者のリストが表示されています。
処分事業者名・処分内容・処分日などを確認でき、悪質な勧誘や販売、詐欺行為などを避ける際に役立ちます。
【リスト②】国土交通省の「ネガティブ情報等検索サイト」
国土交通省所管の事業者について、過去の行政処分歴を検索できます。ただし、行政処分歴の有無だけで業者の安全性を判断することはできません。
外壁塗装業者を調べる際は、検索対象で「建設業者」を選びます。検索結果では、商号又は名称・主たる営業所の所在地・処分年月日・処分を行った者・処分内容・処分詳細を閲覧できます。
処分の種類では、指示・業務停止とその期間・免許取り消しなどの内容を確認できます。
情報が掲載されている期間は過去5年分です。
ただし、行政処分を受けていない業者でもトラブルが多い会社はあるため、このサイトだけを信頼して依頼しないようにしましょう。
中には、何度も行政処分を受けながら改善されない業者もあります。
【リスト③】口コミサイト
口コミサイトを参考にする方法もあります。
外壁塗装を行った消費者が、実際に体験した悪質業者について投稿しているため、現実味のある情報です。
業者の対応や工事の仕上がり、費用などが詳しく記載されている場合もあるので、確認してみましょう。
外壁塗装の口コミを参考にするなら、以下の口コミサイトがおすすめです。
口コミサイト「ホームプロ」
ホームプロは、外壁塗装などリフォーム会社の見積もりを比較できるサイトとして利用されています。
ホームプロには全国約1,100社が加盟しています。ホームプロ経由で成約した利用者が、実体験をもとに加盟会社を評価し、コメントを公開する仕組みです。
これまでの体験を投稿した内容が多く掲載されているため、優良業者だけでなく悪質な業者についても含め、幅広い情報を確認できます。
実際に経験した人の声を参考にして悪質な業者を避けることで、安心でき信頼性の高い業者を選ぶための情報源になるでしょう。
口コミサイト「リフォーム評価ナビ」
リフォーム評価ナビは、実際のリフォーム事例や口コミなどから、自分に合ったリフォーム会社を探せる情報サイトです。
業者ごとに口コミ内容が掲載されているため、気になる業者の評判を詳しく確認し、適切に判断できます。
また、リフォーム評価ナビに掲載されている口コミは、実際にリフォーム会社を利用した消費者による情報のため、信頼性が高く、これから業者を検討する際の判断材料として利用できます。
口コミサイト「マンションコミュニティ」
マンションコミュニティは、外壁塗装やリフォーム業者に限らず、業者の選び方や会社の評判など、さまざまなノウハウが掲載されているサイトです。
これから外壁塗装の依頼を検討している人にとって便利なサイトであり、業者選びの判断材料として活用できます。
一つの質問に対して不特定多数の人から意見が寄せられているため、実際に経験した人の口コミだけでなく、周囲からの評判も見ることができます。
外壁塗装の悪質業者がよく使う口癖

外壁塗装の悪質業者が営業でよく使う口癖やセールストークをご紹介します。
以下のような内容を口にして営業されることがあるかもしれません。
内容をしっかり把握し、悪質業者に出会った際ははっきり断れるようにしましょう。
「足場代無料になるキャンペーン中です!」
足場代は工事費用に含まれているものですが、「足場代が無料」とうたう外壁塗装業者もいます。
しかし、足場代が無料と聞くとお得に感じますが、ほかの工事費用が割高になっている可能性もあります。
無料キャンペーンとうたう部分だけに注目せず、ほかの料金に不明点がないか細かく確認することが大切です。
「外壁の色が剥がれていたので声かけてみました!」
「外壁の塗装が剥がれていた」と言って、突然訪問してくる業者もいます。
顧客の状況を考えずに建物の不具合を指摘するような業者には注意しましょう。
「今すぐ修理しないと劣化の進みが早くなる」などと不安をあおり、契約を迫るような業者とは契約しないようにしましょう。
「屋根に傷やヒビがあるので声かけてみました!」
塗装に限らず、「屋根に傷やヒビがある」と言って不安をあおる営業をする業者もいるため、注意しましょう。
一般的な業者であれば、顧客の不安をあおることはせず、しっかり点検を行い、不具合について詳しく説明したうえで選択肢を示してくれるはずです。
契約を急がせる業者は悪質業者の可能性があるため、注意しましょう。
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外壁塗装の悪質業者に引っかかった体験談を紹介|悪い口コミ

実際に外壁塗装の悪質業者に引っかかってしまった人の体験談をご紹介します。
これから外壁塗装を検討している方は、以下の内容を参考にして選んでみてください。
この記事の口コミは、あくまで個人の感想です。すべてをうのみにせず、ご自身でも確かめてみることをおすすめします。
なかなか工事が始まらない

リフォームをなかなかしてもらえず、しびれを切らしてこちらから何度も催促し、やっとどこか一つだけリフォームしては、また大きく期間が空き、結局それほど内容のないリフォームに半年かかりました。トイレがコロナの影響で入荷しないことは聞いていたので、それは仕方ないと思いましたが、その他のリフォームも異常なほど施工日が決まらず、不安になるほどでした。しかし、職人さんの腕は素晴らしかったです。最後のトイレのリフォームでは別の営業の人が来て、担当営業が何かやらかして退職するらしいと言っていました。実際には、担当営業の方が調子のよいことを言い、我が家は後回しにされていたようです。信頼していたため、とても残念でした。とりあえず担当営業の方も後から書類を持って家に来ましたが、平然としていたそうです。私はすでに腹が立っていたので、母親が対応していました。
契約したにもかかわらず工事が進まないのは、信頼性に欠けます。
どのような理由であっても、遅れる場合には納得できるようしっかり説明してくれることが誠実な対応です。
工事に関する管理がきちんとされていない

とにかく管理がまったくできていない会社に尽きる。工事中に起きた不具合はほとんど私が指摘してからの後手後手の対応。そして、必ず「言い訳」をする。
職人さんとの連絡もまるで駄目で、毎回職人さんからどこをやるのですか?と聞かれる!こんな会社がありますか!
工事に関する不具合を素人から指摘されるような業者には、技術面で不安を感じます。
契約前に依頼先の施工事例や口コミなどを確認し、依頼するか判断した方がよさそうです。
職人の対応が悪い

自宅、実家、別宅と外壁塗装を自分で依頼し5回経験しているが、今回は最も低いレベル。担当者に上手な塗装屋さんです、高圧洗浄は5〜6時間です。という言葉を信じて依頼しましたが、実際はまったく違い、来日2.3年の素人のような職人、親方はほとんど車内で休憩し、スマホの画像を見せてやり方を教えている…後からの点検も無し。①初日、洗浄用の水を出しっぱなしにして一時間ほど現場を離れ、庭が水浸し②広範囲に高圧洗浄をしていない所や洗浄不足がある③養生シートを所々張っていない(今まで見たことがない)…隣家の駐車場、敷石、植木、ベランダ手摺り等にペンキが多数付着④駐車場には30cmほど塗料のこぼれ跡⑤室外機を足場にして歪み、天板3台を交換(こちらが気付かなければそのまま)⑦室外機脚の破損⑧ゴミの散乱⑨道路にタバコの吸殻⑩板金の寸法採寸ミスによりやり直し3回 ほかにも書きたいことが多すぎる。素人の私がチェックして不備を指摘する状況で、あきれて最後は何も言う気にならない。
雑な工事や職人の対応の悪さなどが目立つ業者のようです。
契約して高い料金を支払っているため、きちんとしたプロの対応をしてもらいたいものです。
不具合が多い

もう、会社としても社会人としても最低と言わざるを得ない。
まず一人目の営業はタメ口で、ヘラヘラしていた。この時点でやめておけば良かった。
まぁ大丈夫だろうと思って契約し、いざ施工が始まると、作業に来ている人達にはこちらが要望したことが一切伝わっていない。
屋根を塗らせれば、塗装に適さない悪天候の中で塗装され、コロニアルの隙間も埋まっていた。タスペーサー(コロニアルを浮かす道具)を入れろと言わなければ入れない。
タスペーサーを入れたら入れ方が違い、コロニアルを破損させても報告がなかった。
サイデイングを付ければ数カ所の隙間が大きく、指摘しなければそのままだっただろう。
シロアリに一部やられていたため壁の中身を入れ替えたら、室内に釘が出ていて6畳2間やられた。
他にも色々あったが、指摘しなければ色々そのままだったと思う。特にきちんとした謝罪もなかったので、この会社を選ぶのはかなりハイリスクだと思う。
人には勧められないし、紹介もできないレベル。
最低限、社会人としてのマナーは身に付けてもらいたいと思うでしょう。
素人が見ても指摘したくなるような工事では、「不具合への対応も雑なのでは?」という不安が残ります。
近隣への配慮がない

近隣から指摘されるまで、工事作業の安全性が不足し、落下してもおかしくない状況で外壁塗装を進めていた。
外壁塗装の工事では、近隣住民への配慮も大切です。
工事の音やニオイなど、依頼主だけでなく周囲への配慮は初めの段階で行うべきであり、安全面についてもしっかり対応してもらいたいものです。
こうした業者には注意!悪徳業者がよく使う手口

外壁塗装の悪質な業者は、以下のような手口をよく用います。
次のような手口を使う業者に遭遇した場合は、契約せず、はっきり断りましょう。
無料点検と言いながら料金を請求してくる
いきなり無料点検すると言いながら、必要のない工事をして料金を請求する手口です。
無料点検を親切心から行う業者が、いきなり訪問してくることはありません。
また、必要のない工事をされると、後から不具合が起こる可能性もあるため注意しましょう。
自作自演で修理を促してくる
点検の際、修理が必要ない場所にわざとヒビや傷を付け、修理を施してくる悪質な業者もいます。
修理箇所を自作自演し、修理代金を騙し取ろうとする手口です。
このような手口は急な訪問営業に多いケースなので、突然の訪問による点検などははっきりと断りましょう。
契約後に連絡がつかなくなる
早く契約を結ばせようと催促し、契約後は連絡がつかなくなるケースもあります。
着工開始日になっても業者が訪れず、連絡も取れなくなる場合は、支払った料金を持ち逃げしている可能性が高いです。
最近は、外壁塗装料を一括で前払いさせる会社は少ないです。
前払いをすると契約料を持ち逃げされるリスクもあるため、一括前払いとしている業者とは契約しないほうがよいでしょう。
キャンペーンなどを謳い契約を急かしてくる
「今契約するとキャンペーンで安くなる」などと言って、契約を急かす業者にも注意しましょう。
もうすぐキャンペーンが終わる・今すぐ契約すればキャンペーンが適用されるなどと言い、契約を急かすことで正確な判断を鈍らせているのです。
このような手口は、突然訪問して外壁の不備を説明し、「キャンペーンだから」と言って契約を進める流れが多いです。
不安を仰ぐような言い方をされますが、不安があってもすぐに契約せず、適切な判断をするようにしましょう。
値引きの幅が大きすぎる(そもそもぼったくろうとしていた)
提示された金額の値引き幅が大きい場合は、そもそもぼったくりの可能性が高いです。
これは、もともとの契約料金に上乗せし、割引率を大きく見せる手口です。
このような手口に引っかからないためには、外壁塗装の相場を把握し、割引率よりももともとの値段を確認することを意識しましょう。
手抜き工事が多すぎる
値引き幅を大きくする手口とは反対に、工事費用が安すぎる場合にも注意が必要です。
料金を安くして契約させ、手抜き工事を行う業者もいます。
相場を理解したうえで、工事内容を細かくチェックしてみましょう。
どうしてそこまで安くできるのか、契約書が適当になっていないかなどを確認し、怪しい場合ははっきりと断りましょう。
有名企業の名前を使って営業をかけてくる
有名企業の名前を使って安心させ、営業をかけてくる業者にも注意しましょう。
「〇〇会社の代理店です」などと言って相手を信用させ、契約を結ぼうとする悪質な業者もいます。
大手企業の名前は信頼性が高いぶん、名前を聞くだけで安心感があるかと思います。
しかし、大手企業のロゴ入りの名刺を持っていても、実際には行っていないサービスだったり代理店だったりする場合もあるため、すぐに信用するのは危険です。
本当に紹介されたようなサービスを行っているのか、提示された代理店名は存在するのかをしっかり確認することが大切です。
営業や営業電話がしつこい
直接営業に訪問したり、営業電話がしつこかったりする業者も、悪質な業者である可能性があります。
悪質な業者は、あらゆる手口を使って契約を結ばせようとします。
断っても何度もしつこく営業するような迷惑行為をする業者には、強い意志を持って断りましょう。
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悪徳業者と契約してしまった場合の対処法・連絡先

悪質な業者と万が一契約してしまった場合の対処法と、相談できる連絡先をご紹介します。
クーリングオフを利用する
訪問販売で外壁塗装工事を申し込んだり契約したりした場合は、クーリングオフの対象です。法律で定められた書面を受け取った日から数えて8日以内なら、書面または電磁的記録で契約を解除できます。
クーリングオフ制度は消費者を保護するために導入されたもので、購入後に商品やサービスへの不満が生じた場合や、契約後に考えが変わった場合など、特に理由を挙げずに解約できます。
また、悪質業者に契約を迫られ、冷静な判断ができないまま商品を購入させられた場合にも適用されます。
訪問販売のクーリングオフでは、消費者が損害賠償や違約金を支払う必要はありません。工事などの役務がすでに提供されていても対価を支払う必要はなく、頭金などの支払済み代金は速やかな返金を求められます。建物の状態が変更されている場合は、事業者の負担で元の状態に戻すよう求められます。
訪問販売でクーリングオフについて虚偽の説明や威迫を受け、誤認・困惑して手続きできなかった場合は、8日を過ぎてもクーリングオフできることがあります。書面は特定記録郵便などで送り、電磁的記録は送信メールや画面のスクリーンショットを保存しておきましょう。
消費生活センターに電話する
消費生活センターは、地方公共団体が設置する消費者向けの相談機関です。最寄りの消費生活センターや消費生活相談窓口は、全国共通の消費者ホットライン188から案内を受けられます。
消費者の相談窓口として活用され、トラブルに対するアドバイスや解決のための支援を行なっています。
主な役割は、相談窓口・法的なアドバイス・トラブル解決支援であり、正しい情報を提供する啓発活動も行っています。
外壁塗装の悪質業者に遭遇した場合は、すぐに相談することで的確なアドバイスを受けられます。
自治体(地方公共団体)の相談窓口に電話する
各地域に設置されている自治体の相談窓口へ電話することもできます。
地方公共団体に設置された相談窓口は、生活に関するトラブルへのアドバイスやサポートなどを行なっている機関です。
悪質業者の被害に遭った場合にも、詳細な情報を得られ、今後の対応について的確なアドバイスを受けられるでしょう。
住宅リフォーム・紛争処理支援センターに相談する
公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターが運営する住まいるダイヤルは、国土交通大臣から指定を受けた住宅専門の相談窓口です。
主に住宅リフォームに関するトラブルの相談窓口として利用されており、悪質業者の被害にあった際にもすぐに対応してくれます。
リフォームに関するトラブルのほか、業者が出した見積書の内容や見方についての相談にものってくれるため、不安なことは相談してみるとよいでしょう。
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まとめ
外壁塗装の悪質業者に関する情報をご紹介しました。
外壁塗装は悪質な業者が多いといわれ、さまざまな被害が続出しています。
無料点検やしつこい勧誘・自作自演で傷やヒビを入れるなど、さまざまな手口で契約を迫られるため注意が必要です。
通常の外壁塗装業者は、いきなり訪問してすぐ契約を迫ったり、一括払いを提案したりすることはありません。契約の話が出たら、一度自分自身で確認してみましょう。
万が一悪質業者による被害を受けてしまった場合でも、クーリングオフや消費者センターなど、対応してくれる制度や期間があります。慌てず、すぐに対処しましょう。
また、消費者を守るための機関はありますが、一人一人が注意することで悪質業者が減る可能性もあります。
今後悪質業者に騙されないためにも、こちらの内容を十分に把握し、安全な業者を選ぶための知識を身につけましょう。


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