自宅のキッチンでガスコンロを使うべきか、IHにするべきか迷っている人もいるでしょう。
ガスコンロとIHはそれぞれ特徴が異なり、費用にも違いがあります。
自宅の状況や環境に合わせて交換を検討する必要があるため、ポイントを押さえておくことが重要です。
ガスコンロの主な種類や施工事例、注意点などを把握しておけば、最適な商品を選びやすくなるでしょう。
後悔しないために、ガスコンロについて解説します。
さて本文に入る前に、浴室やトイレといった水回りのリフォームを本気で考えているあなたに必ず押さえておいて欲しい情報を紹介します。
水回りは「水を使う」という特質上、リフォームの中でも特に緊急性が高い部分と言えるでしょう。
そのため、実績の多いリフォーム会社に依頼するのがおすすめです。
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それでは本文に入っていきましょう!
ガスコンロの主な種類

ガスコンロにはさまざまな種類があります。
種類ごとに特徴やメリット、デメリットが異なるため、内容を理解しておくことが大切です。
ガスコンロにはどのような種類があるのか、内容を紹介します。
ガステーブル
ガステーブルは、一般的に据え置き型のタイプです。
コンロ台の上に設置するガスコンロで、グリル専用の調理器具も備わっているため、幅広い料理を楽しめます。
ガステーブルは、ガスの元栓とコンロをガスホースでつなぐだけで取り付けられるため、業者の作業なしで自分で設置することも可能です。
ガステーブルはホームセンターなどで販売されていますが、インターネットでも購入できます。現在はさまざまなメーカーが販売しているため、好みの種類を選ぶのがおすすめです。
現在はIHなどの電気タイプが主流ですが、火力の強さから料理好きの人にはガステーブルを取り付ける方も多くいます。
ガステーブルの価格相場は15,000円〜9万円ほどで、金額自体は高くないため選びやすい点が特徴といえるでしょう。
ただし、ガステーブルはガスの元栓とコンロを確実に接続しなければ、ガス漏れにつながる可能性があります。
安全性を考えるなら取り付けは業者へ依頼するのがおすすめなので、どうするべきかさまざまな点を把握したうえで設置してください。
ビルトインガスコンロ
ビルトインガスコンロは、システムキッチンに組み込むタイプのガスコンロです。
ガステーブルとは異なり組み込み式のため、キッチンにぴったり収まり、調理台と同じ高さにできるので、すっきりとした印象にできます。
多彩なグリル料理を楽しめるだけでなく、調理機能も豊富に備わっているため、料理のバリエーションも広がります。
たとえば、ビルトインガスコンロには便利なオート調理機能が備わっており、火加減を自動で調節してもらうことも可能です。
調理中に自分で細かく火加減を調整する必要がないため、手軽に使えます。
火加減を誤ることも少なくなるため、調理の失敗リスクも抑えられるでしょう。
ただし、ビルトインガスコンロの取り付けにはコンロとガス管を接続する作業が必要で、有資格者が行わなければなりません。
つまり、施工業者に依頼する必要があるため、自分で自由に交換することはできません。
ビルトインガスコンロの価格は2万円〜20万円で、ガステーブルと比べると高額な商品です。
メリットだけでなくデメリットもあるため、内容を把握しておきましょう。
ガスコンロの交換目安|交換は何年ごと?

ガスコンロは生活に必要な器具ですが、「何年くらいで交換が必要なの?」と疑問に思う人もいるでしょう。
ガスコンロにも寿命があるため、劣化してきた場合は交換が必要です。ただし、どの程度が目安なのかを把握しておく必要があるため、ガステーブルとビルトインガスコンロについて紹介します。
ガステーブルの交換目安:5〜7年
ガステーブルを含むガスコンロの設計上の標準使用期間は10年です。使用開始から10年を迎えたら、故障がなくても点検や取り替えを検討しましょう。
ガステーブルは引越しの際にも持ち運べるため使い続けやすいメリットがありますが、10年も持たない場合もあるため注意が必要です。
ただし、ガステーブルも使用頻度や使い方によっては寿命が短くなることがあります。
乱雑に使用すると、目安期間より早くガステーブルが故障する場合もあるため、丁寧に使うことも1つのポイントです。
ガステーブルには乾電池を使用する商品も多く、先に電池の寿命が切れてしまうこともあります。
その場合は新品の電池に交換すれば、ガスコンロとして使用できるため問題ありません。
ホースの劣化についても、新品へ交換すればよいため、ガステーブル本体まで交換する必要はありません。
交換の目安には、電池などを交換しても点火しない、火がすぐ消える、炎の色が安定せず変化する、ガスのにおいがするなどがあります。
ガス臭がある場合は交換作業を始めず、火気を使わずに窓を開けてください。電灯や換気扇などのスイッチには触れず、可能な範囲で機器栓・ガス栓・メーターガス栓を閉め、地域の一般ガス導管事業者へ連絡します。その他の不具合は点検を受けたうえで、修理か交換かを判断しましょう。
ビルトインガスコンロの交換目安:10年以上
ビルトインガスコンロの交換目安はおよそ10年以上で、ガステーブルに比べて寿命は長めです。
ビルトインガスコンロも、設計上の標準使用期間は10年です。故障していない場合でも、10年を迎えた時点で点検や取り替えを検討しましょう。
ただし、ビルトインコンロも無理な使い方をすると故障する場合があるため、丁寧に扱うべきです。
故障して交換する主な兆候は、点火しにくい、炎の色が安定しない、思うように調節できないなどで、ガステーブルと同様です。
ただ、ビルトインガスコンロは価格も高額で、交換時には施工業者へ依頼する必要があるため、自分で自由に取り替えるのは難しいです。
そのため、何らかの兆候が出た時点で買い替えを検討し、早めに対策を取るようにしてください。
製造年は、ビルトインガスコンロなら前面下部のパネル内、ガステーブルなら本体右側面の銘板で確認できます。購入時期がわからない場合も、型式とあわせて銘板を確認すると使用期間の目安を把握できます。
ガスコンロの設計上の標準使用期間は10年です。10年を迎えたら、不具合がなくても点検を受け、部品の状態や修理の可否を踏まえて取り替えを検討しましょう。
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ガスコンロ交換にかかる費用

ガスコンロが劣化している場合は交換が必要となり、取り替える必要性が生じます。
ただし、その際には交換に必要な出費を計算しなければなりません。
価格はガステーブルかビルトインガスコンロかで異なりますが、施工費用も考慮する必要があるため、目安をしっかり計算しておくことが大切です。
ガスコンロの交換にかかる出費を紹介します。
ガステーブルの交換費用【工事費込み】
ガステーブルの交換費用は、ガスコンロ本体の価格と工事費用の2つに分かれているため、それぞれの費用目安を把握しておくことが重要です。
ガステーブルの交換総額は、約3万〜10万円が目安です。本体のほか、ソフトコードや必要に応じたソケット、防熱板、業者へ依頼する場合の出張費が加わる可能性があります。
業者へ依頼する場合の費用は、出張費や接続部材、防熱板の有無で変わります。本体代を含めた総額見積もりを取り、追加費用の条件まで確認してください。
ガステーブルは元栓とコンロをホースで接続するだけなので、業者に頼まず自分で施工する場合は工事費用がかかりません。
つまり、ガステーブルなら費用をさらに安く抑えられるため、性能などをより考慮して購入することもできます。
できるだけ費用を抑えたい方は、ガステーブルを中心に商品を選ぶのがおすすめです。
ビルトインガスコンロの交換費用【工事費込み】
ビルトインガスコンロの交換総額は、工事費を含めて約9万〜25万円が目安です。本体のグレードや設置状況によって、必要な費用は変わります。
東京ガスでは、2026年9月閲覧時点のコンロのみ交換基本工事費は29,700円(税込)です。これは同社固有の価格であり、設置状況によって追加工事費が別途かかる場合があります。
ビルトインガスコンロは設置時にコンロとガス管の接続工事が必要なため、自分で施工することはできません。
必ず業者へ依頼する必要があるため、ガステーブルと違って設置工事費用を含めて購入しなければなりません。
ただし、ビルトインガスコンロはガステーブルと異なり本体価格の相場も大きいため、設置工事まで含めるとかなり高額になる可能性があります。
機能性はガステーブルより優れているためビルトインガスコンロを選ぶ人も多いですが、費用を計算していないと、その後にほかのリフォームが必要になった際、予算を組みにくくなる場合もあります。
ビルトインガスコンロの工事費用は業者ごとに異なるため、少しでも出費を抑えたい場合は見積もりを依頼して金額を確認しましょう。
ガスコンロ交換の施工事例
ガスコンロを交換する際は、施工事例も確認しておくのがおすすめです。
ガスコンロの施工事例を確認すれば、費用の目安も把握しやすく、予算を考慮しやすくなります。
ガスコンロ交換にはいくつかの事例があるため、ポイントも含めて紹介します。
施工事例①リンナイからリンナイの同一機種への交換
ガスコンロ交換事例の1つ目として、リンナイRBR-N712CV4GRTからリンナイRHS71W32L1RASTWへコンロを交換した事例があります。
ビルトインガスコンロで、交換にかかった費用は18万2,000円です。
内訳は以下のとおりです。
・リンナイ本体は12万7,000円ほど(割引適用)
・オープン接続キットは4,000円ほど(割引適用)
・工事費用21,000円
・遠隔地経費13,500円程度
・消費税16,500円程度
という内訳です。
メーカー保証1年と工事保証10年は無料で付いているため、費用はかかりません。
リンナイは有名なメーカーで機能性にも優れているため、価格はやや高めです。
ビルトインガスコンロの費用目安として考えてみてください。
施工事例②パロマからパロマへのコンロ交換工事のみ
2つ目の施工事例は、パロマからパロマへガスコンロを交換する工事のみです。
お客様がすでにパロマのビルトインガスコンロを購入していたため、本体費用は請求せず、工事費用のみとなっています。
パロマのビルトインガスコンロの工事費用は21,000円で、消費税2,100円を加えると23,100円です。
コンロ交換の工事保証10年は無料で付帯しているため、実質的に施工費用のみとなります。
ビルトインガスコンロは設置に専門的な知識とスキルが求められるため、業者への依頼が必要です。
ただし、あらかじめ本体を購入しておけば費用を抑えられるため、自分でビルトインガスコンロを購入し、施工だけを依頼するのも一つの方法です。
施工事例③東京ガスからノーリツへコンロ交換のみの工事
3つ目の施工事例は、東京ガスからノーリツへコンロ交換のみを行う工事です。
交換前は東京ガスのコンロを使用していましたが、買い替えにあたりお客様が別メーカーのノーリツを購入しているため、業者は設置のみを行います。
こちらも施工事例②と同様に工事費用のみの価格で21,000円、さらにガス管延長工事が1,800円、消費税を含めると25,100円です。
コンロの設置のみで本体を含まないため、価格は安く抑えられています。
ただし、コンロのメーカーが異なるため、ガス管の延長工事も含まれています。
施工費用は高額ではないため、現在使用しているメーカーとは異なるガスコンロに交換したい場合も検討してみましょう。
施工事例④リンナイからノーリツへの交換工事
4つ目の施工事例は、リンナイのガスコンロからノーリツへ交換する工事です。
交換前はリンナイのガスコンロを使用しており、交換先のメーカーはノーリツです。
リンナイからノーリツへ交換する費用の内容は、以下のとおりです。
・コンロの購入155,000円(割引適用)
・ビルトインコンロ標準工事費21,000円
・消費税17,600円
合計は193,600円です。
コンロ本体は高額ですが、そのほかは工事費用と消費税のみのため、諸費用は高額ではありません。
また、工事の10年保証は無料で付帯しているため、追加費用を支払う必要はありません。
コンロ購入時には割引も適用されているため、通常よりお得な価格設定といえます。
施工事例⑤リンナイ既存コンロから移設先へ交換工事
施工事例5つ目は、リンナイの既存コンロから移設先へコンロを交換する工事です。
移設先はビルトインガスコンロのため、設置する際は業者への依頼が必要です。
ただし、リンナイのガスコンロはすでに用意されているため、費用は工事費のみとなります。
費用の内訳は、ビルトインコンロの標準工事費31.500円と消費税3,150円です。
合計金額は34,650円で、工事費用は4万円以下に抑えられています。
工事費用だけであればほかの諸費用がかからないため、出費を大きく抑えられます。
10年の工事保証は無料で付いているため、問題やトラブルが発生しても無償で対応してもらえます。
ガスコンロ交換の目安として考えてみましょう。
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自宅のガスコンロは交換できる?

ガスコンロは、経年劣化した場合や新しいデザインに変更したい場合に交換します。
ただ、ガスコンロを交換する際、「どのようなケースなら交換できるの?」と疑問に思う人もいるでしょう。
ガスコンロの交換前に把握しておくべき情報もあるため、それぞれ紹介します。
賃貸住宅の備え付けコンロは、入居者の判断で交換せず、賃貸借契約書を確認してから貸主または管理会社へ連絡してください。
国土交通省の賃貸住宅標準契約書では、借主の故意・過失による場合などを除き、使用に必要な修繕は原則として貸主が行う扱いです。費用負担と交換手続きを事前に確認しましょう。
交換可能なケース
まず、ガスコンロには交換できるケースとできないケースがあります。
交換できるケースを把握しておけば、自分のコンロが対応可能か検討できます。
まずは、交換可能なケースを紹介します。
ビルトインガスコンロからビルトインガスコンロ
ビルトインガスコンロからビルトインガスコンロへの交換は、問題なく行えます。
ビルトインガスコンロは基本的に同じ構造のため、交換時はメーカーが異なっていても対応可能です。
ビルトインガスコンロはメーカーによって特徴や機能性、デザインなどが異なるため、自分の希望に合う商品を購入したい場合もあるでしょう。
ただし、ビルトインガスコンロの交換で注意したいのは、ガスオーブンが設置されている場合です。
ガスオーブンがある場合は、一緒に交換するか、そのまま残すかで選び方が異なります。
ガスオーブンも一緒に交換する場合は、好きなメーカーや機種を選んで問題ありません。一方、既存のガスオーブンを残す場合は、メーカーごとに備え付けが異なるため、合わせる必要があります。
収納庫に変える場合は、基本的にどのメーカーへ変更しても大きな問題はないでしょう。
このため、ビルトインガスコンロの交換でも、ガスオーブンへの対応によっては選択肢が狭まる場合があるため注意してください。
ガステーブルからガステーブル
ガステーブルからガステーブルへの変更も、基本的に問題ありません。
ガステーブルはコンロ台の上に据え置くため、コンロのサイズが同じであればスムーズに交換できます。
メーカーやバーナー周りの数によってサイズが多少変わることはありますが、どのメーカーでも大きな差はありません。
そのため、ガステーブルは基本的にメーカーに左右される心配はありませんが、グリルが付いているかなど、機能の選択は重要です。
メーカーによって機能が多少異なる場合もあるため、選ぶ際は自分の目的に合っているか確認する必要があります。
また、使用するガスには都市ガスとプロパンガスがあり、ガステーブルによって対応が異なる場合もあります。
ガスの種類を間違えると使用できない場合もあるため、注意が必要です。
ほかにも、ガスの接続口や高火力の出し方などはメーカーにより異なるため、自宅に対応しているか確認してください。
交換不可能なケース
続いて、ガスコンロを交換できないケースです。
ガスコンロの種類によっては交換できないこともあるため、ポイントを押さえておくことが重要です。
交換が不可能なケースは、以下のようなガスコンロへ変更する場合です。内容を解説します。
ガステーブルからビルトインガスコンロ
ガステーブルからビルトインガスコンロへは、専用キャビネットを設置して変更できる場合があります。施工前にキッチンの寸法やガス配管、設置条件を施工業者に確認してもらいましょう。
ガステーブルとビルトインガスコンロは構造が異なるため、交換するには専用のキャビネットを使用する必要があります。
また、ガステーブルは自分で交換できますが、ビルトインは専門的な知識とスキルが必要なため、基本的に業者へ依頼する必要があります。
そのため、どうしてもガステーブルからビルトインへ変更したい場合は、業者に問い合わせる必要があります。
ガステーブルを使用していても、サイズや家の構造によっては変更できる可能性があるためです。
ただし、基本的には交換できない点を明記しておきましょう。
交換が難しいケース
ガステーブルを交換する際には、難しいケースもあります。
もちろん、難しいとはいえ交換はできるため、計画を立てることは可能ですが、ポイントを押さえる必要があります。
交換する際に把握しておきたい点を紹介します。
ガスコンロからIHコンロへ
ガスコンロからIHコンロへ交換する場合は、ポイントを押さえておく必要があります。
まず、IHへ交換する際は以下の点を確認しておきましょう。
・IHクッキングヒーターに必要な電気容量が足りているか確認する
・既存のガスコンロを撤去する
・ガス配管の処理や電気配線の工事が必要
・IHクッキングヒーターのサイズ
ガスコンロからIHへ交換する場合は電気に切り替えるため、必要な電力を確保します。
IHは単相200Vの専用回路が基本ですが、必要な電流とコンセントは機種により15A・20A・30Aなどがあります。分電盤の空き、幹線容量、接地、対象機種の仕様を確認し、電気工事は有資格者へ依頼してください。
電気容量は自分で確認しにくいため、専門家に現地でチェックしてもらい、取り付けが可能か判断してもらいましょう。
また、IHへ変更する場合は電気だけでなく、既存のガスコンロの撤去や内装、大工なども必要になるため、自分で手配するとかなり手間がかかります。
より効率よく交換するには、IHコンロへ変更する際に業者をまとめて手配してもらえるようにするのがおすすめです。そのため、購入前に担当者へ相談しておきましょう。
ガスコンロからIHコンロへの交換は、さまざまな手続きで手間がかかるため、手順を確認しながら進めましょう。
ガスコンロを交換する際の注意点

ガスコンロを交換する際には、注意点もあります。
注意すべきポイントを把握しておけば、計画どおりに進めやすく、希望どおりに実現できるでしょう。
ガスコンロを交換する際には以下のような注意点があるため、それぞれ詳しく紹介します。
ガスの種類を確認する
ガスコンロを交換する場合は、まずガスの種類を確認しておくべきです。
ガスは1つの種類ではなく、2つに分かれています。
ガスの種類によってコンロ本体の構造やホースの仕様も異なるため、把握していないと交換しても使用できません。
ガスコンロで使用するガスの種類は、都市ガスとプロパンガスの2つです。
それぞれについて紹介します。
都市ガス
都市ガスはメタンを成分とする液化天然ガスで、英語の頭文字からLNGと呼ばれる場合もあります。
日本の天然ガスは約97%を輸入でまかなっており、主にオーストラリアやカタール、マレーシアなどから入手しています。
都市ガスは、マイナス162°まで冷やすと液体になり、体積は600分の1まで小さくなる特徴があります。
また、空気より軽い性質があるため、上部へ拡散していく点も特徴です。
万が一ガス漏れが起きた際にすぐ探知できるよう、天井に警報器が設置されているのは、この性質を考慮しているためです。
都市ガスは基本的に無臭ですが、漏れた際に気付けるよう、人工的な臭いが付けられています。
2017年以降、都市ガス小売全面自由化により、都市ガス導管事業者以外の会社も供給や販売を行えるようになりました。
そのため、ガス会社ごとに都市ガスの価格を設定できるようになり、価格を確認して選べます。
一般的に都市ガスは基本価格が安く設定されているため、ガスコンロで利用している人も多いです。
プロパンガス
プロパンガスは石油を液化したもので、正式名称は液体石油ガスです。
英語のイニシャルから、LPガスやLPGと呼ばれる場合もあります。
プロパンガスは、カタールやUAE、サウジアラビアなどの中東やアメリカから輸入され、国内で使用されています。
プロパンガスは、マイナス42°まで冷やすと液体になり、体積は気体の250分の1にまで下がる性質があります。
重量は空気より重いため、家庭で万が一漏れた場合は低い場所に溜まると覚えておくことが大切です。
都市ガスとは逆の性質を持つと覚えておきましょう。
臭いについては都市ガスと同様に基本的には無臭ですが、人工的に匂いが付けられているため分かります。
LPガスは販売事業者が料金を設定する自由料金で、地域や事業者、契約条件によって価格が異なります。契約前には料金表や請求内容を確認してください。
家庭によっては都市ガスかプロパンガスか判断しにくい場合もあるでしょう。その場合は、以下の3つの項目を確認してください。
・自宅の敷地内にガスボンベがある
・ガス漏れ警報機が床の高さに設置されている
・ガスコンロやガスメーターにLPG、プロパンの記載がある
それぞれのうち1つでも当てはまれば、プロパンガスを使用していると見分けられます。
ガスコンロのサイズを確認する
ガスコンロを交換する際は、サイズを確認する必要があります。
ガステーブルの本体幅は、標準幅が59cm、コンパクト幅が56cmの2種類です。設置場所に収まる幅を採寸して確認しましょう。
そのため、現在ガステーブルを使用している人は、どちらのサイズか採寸してからコンロを設置しなくてはいけません。
ビルトインガスコンロの本体幅は、国内メーカーでほぼ60cmの標準規格ですが、特殊な設置もあります。トッププレートは60cmと75cmがあるため、既設型番や開口寸法、周囲との離隔を確認してください。
ただし、キッチンの天板のサイズは60cmと75cmの2種類です。
75cmタイプは60cmタイプよりバーナー間に余裕があり、大きな調理器具を同時に使いやすい設計です。一方、60cmタイプは左右の調理台スペースを確保しやすく、作業場所を広く残せます。
また、種類によってはコンロ数が2口のものでは片方のみバーナーの火力が異なるケースもあり、3口タイプでは弱、中、強をそれぞれ調整できるはずです。
つまり、コンロ数やサイズ、天板をしっかり把握していないと、購入後に後悔する可能性もあります。
必要な離隔距離は、機種や天板幅、壁の材質、防火措置によって異なります。製品の設置説明書と地域の火災予防条例に従い、距離を確保できない場合は指定の防熱板を設けてください。
大バーナーの位置を確認する【右・左】
大バーナーの位置を確認することも重要です。
大バーナーはコンロのなかで最も火力が高いバーナーで、2つのバーナーがある場合は、どちらかの火力が強いことを意味します。
大バーナーの位置を確認しておくのは、火災のリスクを避けるためです。
ガステーブルは、メーカーが強火力バーナーを壁の反対側に配置するよう案内しています。購入時は設置場所を確認し、右強火と左強火のうち壁から遠い側が強火になる製品を選びましょう。
大バーナーが壁に近い場合は焦げる可能性が高まり、そこから火事になることもあるため大変危険です。
火力の強さはコンロの種類にもよりますが、自分で点火しなければ見分けがつかないケースも多いため、担当者と相談して見分けたうえで購入しましょう。
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ガスコンロのおすすめ商品

ガスコンロを購入する際、「どのようなタイプを選べばよいのか?」と悩む人もいるはずです。
ガスコンロにはさまざまな種類があるため、自分の目的や機能面などのバランスを考慮して購入を検討しなくてはいけません。
ガスコンロを購入する際におすすめの商品を、内容とあわせて紹介します。
ガステーブルのおすすめ商品
ガステーブルでおすすめの商品を3つほど紹介します。
まず、リンナイのホワロです。
ホワロは白で統一されたカラーとデザインで、シンプルな見た目です。
洗練されたホワイトカラーのためキッチンを明るくしてくれるほか、ほかのカラーも選べるので、自分の好みやキッチンの雰囲気に合わせて選択できます。
天板には汚れを拭き取りやすいホーロー素材を使用しているため、清掃も簡単に行えます。
さらに、バーナー周りは隙間ができない仕様のため、内部が汚れることも防げます。
メンテナンスを簡単に行える点は、手軽で魅力的でしょう。
続いて、2026年9月時点で公式ラインアップに掲載されているパロマのスタンダード「PA-S46H-R/L」も候補です。
2口コンロ付きで片面焼きグリルを備えているため、魚を焼くのに最適です。
消し忘れや焦げ付きの消火、グリルの過熱防止など、さまざまな機能が備わっているため、調理時の失敗を防ぎやすく、火事などが起きないよう細心の注意が払われています。
安全装置にはチャイルドロックも備わっているため、子供がいる家庭でも安心して使用できます。
3つ目は、リンナイのラクシアファインです。
付属品としてココットプレートがあり、魚料理や肉料理のグリル調理はもちろん、トーストやクッキーなど、さまざまな調理を楽しめます。
ココットプレートを使うことでグリル内部の汚れを防げるため、掃除も簡単で手間がかかりません。
天板には丈夫で光沢感のあるクリスタルコートを採用しており、グリル料理をする人にとって最適なガステーブルといえるでしょう。
ビルトインガスコンロのおすすめ商品
続いて、ビルトインガスコンロのおすすめ商品を紹介します。
ビルトインガスコンロで最初におすすめしたいのは、リンナイのデリシアです。
デリシアは、世界で初めてクリア系ガラスとブラック系ガラスに環境に配慮した素材を使用しています。
ガラストップは独自のヒートオフ構造により、バーナー周辺の熱を分散・放熱させ、温度の上昇を抑えます。
汚れも付きにくい仕様のため、簡単なお手入れだけで使用できます。
2つ目は、ノーリツのピアットライトです。
こちらはシステムキッチンとのコーディネート性が高く、プッシュとダイヤルボタンによってクリック感を高めています。
凹凸や隙間がないため掃除がしやすく、オートグリルなので調理も簡単に行えます。
3つ目におすすめなのは、パロマのウィズナです。
高級感のあるデザインで、シンプルな見た目からどの家庭にもなじみやすいよう設計されています。
ボタンも使いやすい仕様で、お手入れがしやすい素材を使用しています。
必要に応じてグリルまたはラ・クックを使用できる点もメリットです。
自分に合ったビルトインガスコンロを選んでください。
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ガスコンロの交換はどこに依頼する?

ガスコンロでもガステーブルであれば自分で交換できるため、業者へ依頼する必要はありません。
ただし、ビルトインガスコンロの場合は業者に依頼するのがおすすめです。
ビルトインガスコンロの購入時は、スタッフから業者を紹介されるのが基本のため、通常は自分で探す必要はありません。
ただし、ガスコンロの交換だけをしたい場合は、ガス会社が提供する業者へ依頼することもできます。
設置費用を抑えたい場合は、家電量販店やホームセンターへ依頼するのがおすすめです。用途に合わせて依頼先を検討してください。
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まとめ
ガスコンロを交換する際は、ポイントを押さえておくことが重要です。
サイズや価格、コンロの種類などを確認し、目的に合わせてガスコンロを交換しましょう。
内容を踏まえて、計画を進めるようにしてください。


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