「うちにもシロアリがいたらどうしよう」
このような不安を抱える人は多いのではないでしょうか。
大切にしている住まいでシロアリが繁殖していたら、本当に怖いですよね。
そこで今回は、シロアリがいる家に見られる特徴を解説します。
さらに、シロアリが好む場所や発生した家のデメリット、おすすめの駆除業者についても詳しく紹介します。
シロアリ被害を避けるためにも、最後まで読んでみてください。
さて本文に入る前に、シロアリに悩まされているあなたに必ず押さえておいて欲しい情報を紹介しましょう。
特に築年数が経っている住宅では、シロアリの被害がかなり進んでしまっていることも。
そうなるとシロアリを駆除しても住宅へのダメージが大きすぎて、住める状態じゃなくなってしまっていることもあるんです・・・。
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それでは本文に入っていきましょう。
シロアリはどのような場所を好む?

住まいにおける害虫被害のなかでも、よく知られているのがシロアリです。
そのため、自宅にもシロアリがいるのではないかと不安に思う人も多いでしょう。
そこで把握しておきたいのが、シロアリが好む環境です。
シロアリはどのような場所に多く生息するのか見ていきましょう。
湿気が多くジメジメした場所
シロアリは湿気が多く、ジメジメした場所を好みます。
そもそもシロアリは、湿気を求めて集団で移動する虫です。
イエシロアリは水を運べますが、ヤマトシロアリにはその能力がありません。ヤマトシロアリの被害は、湿った木材や水回りで多く見られます。
日本では、湿度が非常に高くなる梅雨や夏の時期にシロアリが大発生します。
床下に限らず、庭や木製デッキなどもジメジメしていれば、すぐにシロアリが発生してしまいます。
暗い場所
シロアリは光を嫌う傾向があるため、暗い場所を好みます。
日光に当たると死んでしまうため、移動時には土や糞で作られた蟻道を通ります。
土の中から住まいの地下へ移動し、柱や壁を通って家の隅々に住み着いていきます。
羽アリが現れる時期は、シロアリの種類によって異なります。ヤマトシロアリは主に4〜5月の日中、イエシロアリは6〜7月の夕方から夜です。アメリカカンザイシロアリは、6〜9月の日中に羽アリが現れます。
そのため、暗い隠れた場所でシロアリを見つけられなくても、外に出てきた羽アリの羽が家の内外に落ちているのを見つけられます。
室内で羽アリを見つけたら、触角、羽、胴体の形を確認してください。シロアリは触角が数珠状で、4枚の羽がほぼ同じ大きさになり、胴体に細いくびれがありません。黒アリは触角が曲がり、前後の羽の大きさが異なり、腰が細くくびれています。
空気が循環しにくい場所
シロアリは光と同じく風も苦手なため、空気が循環しにくい風通しの悪い場所を好みます。
床下は通気を確保しにくいため、シロアリにとって格好の住処となります。
床下換気扇などの特別な設備がない場合は空気が循環しにくくなるため、目に見えなくてもシロアリが発生していることがあります。
木材が豊富な場所
シロアリの食料は木なので、木材が豊富な場所もシロアリが好む環境です。
シロアリが食べられない木材はほとんどありませんが、柔らかい木は食べやすいため、特に好んで食べます。
アカマツ、クロマツなどのマツ材、SPF材、ホワイトウッドなど、建物の構造体に使われる木は柔らかく、シロアリが好む木だといえるでしょう。
木造建築はもちろん、ウッドデッキや花壇、エントランスアプローチなどに木が使われている場合も、シロアリが住み着いている可能性があります。
人目につかない場所
シロアリは、床下など地面に近い場所で発生するイメージがあるかもしれません。
確かに床下は光や風に触れる機会がないため、シロアリが好む場所です。
ただし実際には、人目につかない場所であればシロアリが好むと考えておくとよいでしょう。
人の出入りがなく人目につかなければ、2階でもシロアリは発生してしまいます。
シロアリは壁や柱に蟻道を作ったり、羽アリが飛んできて巣作りをしたりするため、人目につかない場所を常に探していると考えておくとよいでしょう。
湿気を好む地下シロアリとは別に、乾燥した木材を加害するアメリカカンザイシロアリもいます。羽アリが上階へ侵入し、木材の内部に小集団を作ることがある種類です。
床下が乾いていても、上階の木材付近に砂粒状の糞が落ちていれば調査対象となります。2階で羽アリや糞を見つけた場合も、床下の湿気だけで判断せず、専門業者に調査を依頼してください。
シロアリがいる家の特徴とは?

シロアリが好む場所を知ったら、次に確認したいのはシロアリがいる家の特徴でしょう。
シロアリは、いくつかの特徴がある建物や住まいで発生しやすい傾向があります。
自宅にもその特徴が当てはまっていないか、チェックしてみてください。
現在の被害を確かめる際は、室内や家の周囲に羽アリや落ちた羽がないか確認します。基礎や配管の周辺に、土でできた筋状の蟻道や蟻土が付いていないかも見てください。
柱や床下の木材に食痕があり、たたくと空洞音がする場合は、内部まで食害が進んでいるおそれがあります。床の沈みやきしみ、建具の開閉不良も、被害を疑う具体的なサインです。
アメリカカンザイシロアリでは、木材の近くに砂粒状の糞がたまることがあります。該当するサインを見つけても蟻道や木材は壊さず、専門業者に侵入経路と被害範囲を調査してもらいましょう。
家の造りが木造
シロアリは木材を主食としているため、家に多くの木材が使われている場合は、発生しやすくなります。
木造建築では、土台や床束(床を支えている柱)、柱といった木材を内側から食べていきます。
そのため、シロアリの被害をすぐに見つけるのは難しくなります。
また、シロアリは木のような食物繊維を食べるため、家具や畳がある住まいでも発生しやすくなります。
鉄骨造やRC造、コンクリート基礎の住宅も、シロアリ被害の対象です。建物内部の木材や造作材のほか、畳や家具も加害される可能性があります。構造種別だけを見て、被害の心配がないとは判断できません。
床下の空気が悪い|空気が循環していない
床下の空気が悪い、または空気が循環していない住まいでは、シロアリが住み着くことが多くなります。
シロアリは風に弱く湿気を好むため、空気の換気が行われない場所は最適なのです。
床下換気扇が設置されていない住まいや、設置されていても短期間しか使用していない住まいは注意が必要です。
また、床下換気扇の設置位置が適切でないと風の通り道を作れず、湿気を外へ逃がせません。
家の周りに水気が多い(川や水路)
シロアリはとにかく湿気を好むため、家の周りに川や水路、湿地帯がある場合も発生しやすくなります。
家の周囲に水気が多い場合、土地に含まれる水分量も多くなります。
梅雨や夏場は湿気が高くなりシロアリが大量発生する傾向がありますが、家の周りに川や水路がある場合は、湿度が高い時期以外にも十分な注意が必要です。
外壁にひびがある
外壁にひびがある場合、塗装の劣化や地震などが影響していることがあります。
小さなひびであれば暮らしに影響はないと思いがちですが、実際には外壁のひびからシロアリが侵入していることもよくあります。
また、外壁にひびがあると、そこに雨などの水分が溜まっていきます。
すると、シロアリが好む湿気の高い環境ができてしまい、シロアリが発生しやすくなるのです。
外壁のひびとシロアリは一見関係がないように思われがちですが、実はシロアリが住み着きやすい環境を作ってしまうため、ひびを放置するのはやめておきましょう。
雨漏りしている|雨漏りしたことがある
外壁や屋根が劣化していたり、建物の建設上で何らかの問題があったりすると、雨漏りすることもあるでしょう。
雨漏りが起こると、建物の内部に使われている木材が湿ってしまいます。
木材が濡れると湿気が高くなり、シロアリが住み着きやすい環境が生まれます。
築10年以上が経過した建物や、地震や台風などの自然災害の被害に遭った住まいは、気付かないうちに雨漏りしている可能性もあります。
雨漏りが起きた場合は、そのまま放置することは絶対にやめておきましょう。
部屋の中がカビ臭い
シロアリが家にいる特徴の一つに、部屋の中がカビ臭いことがあります。
室内がカビ臭くなるのは、高温多湿であるためです。
また、室内に入っただけではカビ臭さを感じなくても、押入れやクローゼット、畳がカビ臭い場合は、湿度が高すぎることがあります。
カビ臭さは、シロアリが好みやすい湿った環境を示す目安ですが、発生を直接証明するものではありません。においだけで大量発生と判断せず、羽アリや落ちた羽、蟻道、木材の食痕、空洞音も確認してください。直接的なサインがある場合は、専門業者の調査で被害範囲を確かめます。
掃除をしたり衣類などの布製品を洗い直したりしてもカビ臭さが消えない場合は、住まいの中が高温多湿になっていると考えておきましょう。
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シロアリが発生した家のデメリット

シロアリが発生すると、住まいには少なからず影響があります。
どのようなデメリットが考えられるのでしょうか。
シロアリが住まいに発生した場合を想定し、住まいにもたらす影響やデメリットを確認してみてください。
家の資産価値が下がる可能性がある
シロアリが発生した家には、資産価値が下がるおそれがあるというデメリットがあります。
シロアリ被害歴があるだけで、一律に「訳あり物件」となるわけではありません。売却時は、売主告知書で白蟻被害と修繕履歴を買主へ伝え、点検報告書や補修記録も提示します。価格への影響は、現在の被害と補修の状況によって異なります。
そうなると買い手がなかなか見つからず、結果として価格を下げて売却しなければならなくなるのです。
シロアリの繁殖によって建物の基盤が被害を受けている場合、資産価値が大きく下がる可能性があります。
その場合、更地にしなければ売却できないという事態にもなりかねないため、注意が必要です。
修理費用が高額になる
シロアリが発生した家のデメリットとして、修理費用が高くなることが挙げられます。
シロアリを見つけた場合、そのまま放置することはできません。
必ずシロアリを駆除してもらう必要があります。
薬剤による防除処理は、協会の標準仕様でおおむね5年を目安に再処理を検討するものです。実際の時期は、使用薬剤や保証条件、点検結果を踏まえて判断します。被害経験だけで決まる点検義務ではありません。
また、シロアリ被害によって床や壁が侵食されている場合や、住まいの通気性・断熱性を改善する必要がある場合には、高額な修理費用がかかります。
シロアリの駆除費用と、食害を受けた床や壁の修理費用は別の費用です。ヤマトシロアリの駆除見積もりは、通常、1階床面積を基準に算出されます。イエシロアリは被害範囲により、2階床面積が加わる場合もあります。
見積書では施工対象面積と単価に加え、工法、合計額を確認してください。修理が必要な場合は、駆除の施工内容と構造部の補修内容を分けて確かめます。
地震や自然災害への耐久性が低下する
シロアリが発生した家のデメリットは、地震や自然災害に対する耐久性が下がることです。
シロアリが繁殖すると、住まいの基盤である床や柱が侵食されるだけでなく、外壁などの木部も食い荒らされてしまいます。
そのため、地震や台風などの自然災害が起きた際には、住宅が倒壊する可能性もあります。
精神的なストレスが溜まる
シロアリが発生した家のデメリットには、精神的なストレスが溜まることもあります。
家の中でシロアリを発見したら、すぐに害虫駆除会社へ問い合わせる必要があります。
その後、床や壁にどの程度影響があるかを確認してもらい、シロアリ駆除と住まいの補強工事を行います。
さらに、一度シロアリが発生した住まいは、5年ごとに防蟻処置をしてもらう必要が出てきます。
シロアリが発生すると、精神的にストレスが溜まることは間違いないでしょう。
また、虫が苦手ではなくても、自宅にシロアリが大量にいると思うと気分が悪くなってしまいますよね。
もしシロアリが発生してしまったら

続いて、実際に家でシロアリが発生した際の対処法を紹介します。
もしシロアリが発生したら、応急処置としてシロアリを捕まえます。
数匹だけ見つけた場合は、ガムテープなどにシロアリを付着させて捕まえ、密封した袋に入れておきましょう。
シロアリが大量に発生した場合は、掃除機で吸い取り、掃除機の中身を密封した袋に入れておきましょう。
その後は、シロアリ駆除会社へ問い合わせ、確保したシロアリを確認してもらいましょう。
羽アリを見つけたら、発生場所と時刻を記録し、可能なら殺虫剤の使用を控えて業者へ連絡します。すでに薬剤を使った場合も、発生箇所を記録し、回収した個体を密封できる袋で保管してください。
調査では、見えている羽アリだけでなく、建物内への侵入経路と被害範囲も確認してもらいます。発生場所の情報と保管した個体があれば、種類や調査箇所を判断する手がかりになります。
シロアリ駆除は自分でもできるようですが、プロに任せることで確実かつ安全な駆除につながるでしょう。
シロアリ駆除でおすすめの業者

実際にシロアリが発生した場合は、プロの業者にシロアリ駆除を依頼しましょう。
ここでは、シロアリ駆除でおすすめの業者を紹介します。
業者を比べるときは、床下写真を含む調査結果と施工範囲を文書で確認します。工法と使用薬剤、総額と追加費用、保証対象と期間、免責条件も見積書で比較してください。追加工事が生じる条件も、口頭説明だけでなく書面に残してもらいます。
突然訪問した無料点検で被害への不安をあおられても、その場で契約する必要はありません。訪問販売で契約した場合は、法定書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフが可能です。複数社の書類を並べ、調査内容と保証条件に違いがないか確かめましょう。
シロアリが発生した際には、利用を検討してみてくださいね。
生協(COOP)
| 業者の特徴 | 生協は、17年のシロアリ駆除・予防の実績があり、東京都を中心に神奈川県、埼玉県、千葉県で対応しています。点検や見積もりは無料であるため、気軽にシロアリ駆除を相談することができます。また、施工後に再度シロアリが発生した場合の5年間保証や、建物に損害が生じた場合の損害賠償保険が付いているため、安心して任せることができます。 |
| 住所 | 〒151-0072 東京都渋谷区幡ヶ谷1-5-4 大坂屋ビル2F |
| 営業日 | 土日祝日営業9:00〜18:00 |
| 費用 | オプティガード施工は、通常1㎡あたり1,470円、割引適用時は1㎡あたり1,320円です。60㎡までは79,200円で、割引には適用条件や期間があります。依頼時は見積もりで適用可否を確認してください。 |
| HP | 公式サイト |
害虫駆除110番
| 業者の特徴 | 害虫駆除110番は、害虫駆除業者を紹介するサービスです。シロアリ向けには、別サービスの「シロアリ110番」があります。害虫駆除110番の保証内容は加盟店ごとに異なるため、依頼前に条件を確認してください。 |
| 住所 | 〒450-6319 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JRタワー名古屋19F |
| 営業日 | 24時間365日受付 |
| 費用 | 記載なし |
| HP | 公式サイト |
ダスキン
| 業者の特徴 | 環境衛生からフードサービスまで幅広い事業を行っているフランチャイズ企業です。シロアリ駆除は防除効果の持続しやすいバリア工法で行います。また駆除には5年保証が付いているため、保証期間にシロアリが発生した場合、再サービスを行ってもらうことができ安心です。 |
| 住所 | 〒564-0051 大阪府吹田市豊津町1-33 |
| 営業日 | 年中無休8:00〜20:00受付 |
| 費用 | 1階床面積1㎡あたり2475円、1階床面積50㎡までは一律123.750円 |
| HP | 公式サイト |
サニックス
| 業者の特徴 | サニックスは、シロアリ防除で50年の実績があり、施工実績は83万軒以上です。施工後5年間の再施工保証に加え、条件を満たす場合は修復費が最大1,000万円まで保証されます。保証期間中の無料点検は年1回です。 |
| 住所 | 〒812-0013 福岡市博多区博多駅東2-1-23 |
| 営業日 | 月〜日8:30〜17:30受付(祝日も可) |
| 費用 | 要見積もり(床下調査・見積もりは無料) |
| HP | 公式サイト |
くらしのマーケット
| 業者の特徴 | くらしのマーケットは、不良品回品、ハウスクリーニング、害虫駆除など住まいの衛生環境を守るための事業を行う会社です。シロアリ駆除を行う業者を公式サイトから簡単に探すことができ、オンラインで予約が可能です。 |
| 住所 | 東京都渋谷区道玄坂1-10-5渋谷プレイス10階 |
| 営業日 | オンラインで年中受付可 |
| 費用 | 店舗ごとに異なります。対応地域と施工面積を指定し、各店舗の表示料金を確認してください。 |
| HP | 公式サイト |
株式会社キャッツ
| 業者の特徴 | 株式会社キャッツでは、家のリフォームやメンテナンスを行っています。年間1万件〜1万5千件ずつ実績が増えている、人気の会社です。シロアリ駆除では、効果が5年ほど続く薬剤を使用して行います。アフターサービスとして施工に5年間の保証が付き、年1回の定期検診も行っています。 |
| 住所 | 東京都渋谷区南平台町15-13帝都渋谷ビル6階 |
| 営業日 | 月〜日9:00〜18:00 |
| 費用 | 記載なし |
| HP | 株式会社キャッツ |
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シロアリを発生させないための予防対策

シロアリ被害に遭うと、駆除にはお金も時間もかかります。
そのため、シロアリを発生させないための対策をあらかじめ取っておくことが大切です。
ここからは、シロアリ被害を避けるために事前にできる予防対策を紹介していきます。
できることから取り組んでみてくださいね。
家の周囲に木材を放置しない
先ほども触れたとおり、シロアリは木材を主食とする虫です。
そのため、家の周りに木材を放置しないよう心がけましょう。
特に木材を濡れたまま放置すると、シロアリが寄ってきてしまいます。そして住まいまで蟻道を作り、内部を侵食し始めます。
また、外の木材に住み着いたシロアリが羽アリに成長し、窓やドアから侵入してくることもあるでしょう。
シロアリの好物である木材は、あらかじめ家の周りに放置しないようにしましょう。
空気を入れ替える
シロアリを予防するには、定期的に換気を行いましょう。
空気の入れ替えをしないと湿気がこもり、シロアリが好む環境を作ってしまいます。
室内では、使っていない部屋や押入れ、クローゼットも含め、しっかりと風と光を当てるように心がけましょう。
また、床下に換気口があっても、十分に空気の入れ替えができているとは限りません。
換気扇の設置を検討し、使用する際は長時間かけて換気を行うようにしましょう。
植木鉢などを置きすぎない
シロアリの予防対策として、家の周りに植木鉢を置きすぎないことも大切です。
シロアリは木の食物繊維を好み、特に枯れ木を狙います。
そのためシロアリは、枯れ木が混ざった土や木材でできたプランターなどを目当てに、巣作りを始めるのです。
植木を植え替える際などに、土の中からシロアリを見つけることもあるでしょう。
シロアリが植木鉢に巣を作ると、住まいの地下などにも入り込み、シロアリ被害が広がりかねません。
植木鉢は置きすぎず、置く場合は外壁から離れた場所に設置するようにしましょう。
また、シロアリが土で繁殖しているのを発見した場合は、土と植物を処分しなければなりません。
木材でできたプランターを使用する場合は、あらかじめシロアリ防除済みのものを選ぶと安心です。
雨漏りや水漏れを早めに修理する
住まいの雨漏りや水漏れを早急に修理することも、シロアリを発生させないために非常に大切です。
雨漏りを放置すると、住まいの木材が劣化してしまいます。
シロアリにとっても住みやすい環境になってしまいます。
結果として、シロアリ駆除も雨漏り修理も大規模になり、費用も高くついてしまいます。
雨漏りや水漏れがあった場合は、水回りの修理会社などへすぐに連絡し、対応してもらいましょう。
定期的に業者へ点検を依頼する
シロアリを発生させないためには、定期的に業者へ点検を依頼することも大切です。
業者によっては、無料で点検を行っている場合があります。
施工後の点検頻度は一律ではなく、保証や保険の条件として年1回と定められる場合があります。保証書を確認し、指定された時期に点検を受けてください。未施工の住宅は、建物の状態や過去の点検結果を踏まえ、業者と点検時期を決めます。
もちろん、建築の構造上、特別な道具がなければ点検できない場合もあります。
その場合は有料での点検となりますが、5千円〜1万円の料金で、シロアリ点検を行ってもらえると考えておきましょう。
プロによってシロアリを早期発見してもらえるのであれば、多少費用がかかっても点検してもらう価値がありますよね。
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まとめ
この記事では、シロアリがいる家の特徴についてまとめました。
シロアリが好む場所や、シロアリが発生した家のデメリット、自分でできるシロアリ予防対策など、シロアリについて詳しく分かったのではないでしょうか。
また、実際にシロアリが発生した場合は、今回ご紹介したシロアリ駆除業者も参考にしてみてくださいね。
シロアリから住まいを守り、これからも安心して暮らしていきたいですね。
シロアリ被害を受けた実際の建物

シロアリ被害に遭った実際の建物を紹介します。
どのような状態になるのか、ご自宅に似た状態の箇所がないか確認してみましょう。
【例①】木材がボロボロで内部が空洞になっている

引用:https://twitter.com/gegozazi/status/1722589635438850551
シロアリ被害を受けた木材は、内部が空洞になっている場合があります。
画像のように、シロアリは木材の内部に入り込んで内側から食べるため、表面を見ただけでは分かりにくい状態になります。
ただし、シロアリ被害に遭った木材は、素手でつかんだだけでも崩れやすくなっています。
また、扉をノックするように木材を叩くと空洞音がするため、確認したいときは気になる部分をノックするように叩いてみましょう。
【例②】シロアリに食害された木材

引用:https://twitter.com/sakaeruman/status/1734877331830042740
シロアリに食べられた木材の状態です。
1つ目と同様に、木材の内部がシロアリに食べられています。
この木材は家の梁にあたる部分で、構造上重要な箇所です。このような被害を受けると家が壊れるリスクも高まるため危険です。
【例③】粘土のような付着物が道のようになっている

引用:https://twitter.com/pcwota/status/1398960867899674626
画像のように粘土のような付着物があるものを見つけた場合、それは「蟻道(ギドウ)」と呼ばれるシロアリ被害によるものです。
蟻道は、土と唾液のような分泌物が混ざった粘土状のものを、被害箇所の表面に作ったものです。
一方で、シロアリ以外にも蟻道を作るアリ(ケアリなど)がいますが、ケアリなどの蟻道は崩れやすいのが特徴です。
シロアリの蟻道は粘り気があって丈夫なため、見分けることができます。
【例④】床がフワフワ・ボコボコする

引用:https://twitter.com/yuki0115usage/status/1635429777116102656
シロアリ被害を受けやすい床下が侵食されると、床はフワフワした状態になります。
通常は平らな床でも、シロアリ被害に遭っている場合は踏んだときにフワフワした感覚があり、ミシミシと軋むような音がすることもあります。
ボコボコして弱くなった床は、最悪の場合、画像のように穴が開くこともあるため、定期的な点検が大切です。
【例⑤】床下のシロアリ被害

引用:https://twitter.com/diyerpirota/status/1742646685443203580
例④の床の被害より割合は少ないかもしれませんが、こちらも床下がシロアリ被害に遭っている状態です。
見た目では分かりにくいため、普段と違う踏み心地や音などに違和感を覚えたら、できるだけ早い段階でシロアリ被害がないか調べることが重要です。
シロアリ被害は進行するほど家が脆くなり、壊れる可能性も高まることを理解しておく必要があります。
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シロアリに家をやられると家は壊れるのか

シロアリ被害によって家が倒壊する恐れがあるのか、不安に思う方は多いでしょう。
シロアリの被害状況によって異なりますが、被害がひどい場合とそれほどひどくない場合に分けて解説します。
シロアリ被害がひどい場合
シロアリ被害が深刻な場合は、家の建て替えが必要になる可能性もあります。
ただし、すぐに建て替えが必要になるわけではなく、家の倒壊がシロアリ被害と直接関係するわけでもありません。
とはいえ、シロアリは家の柱や梁などの木材を食べるため、家の構造が弱くなることも事実です。
構造が弱くなった家は、台風や地震などの自然災害が起きた際に壊れる可能性が高まるため注意が必要です。
シロアリ被害が深刻な場合、壊れる前に建て替えが必要となることもあります。
シロアリ被害がそこまでひどくない場合
シロアリ被害がそれほどひどくない場合、家が壊れる可能性は低くなります。
しかし、シロアリは家の構造で大きな役割を担う柱や梁を食べるため、木材は徐々に弱くなっていきます。
「まだ大丈夫」と考えている間にも侵食は徐々に進むため、定期的にシロアリ点検やシロアリ対策を行うことが大切です。
\シロアリにやられた家もリフォーム可能/
シロアリ駆除の施工事例

シロアリ被害に遭った場合、放置することは非常に危険です。
しかし、実際にどのような対策が必要か分からない方も多いでしょう。
ここでは、シロアリ駆除の施工事例を紹介しますので参考にしてください。
なお、ここで紹介する施工事例では、シロアリ被害の状況や場所・箇所によって行う対策が異なります。そのため個人で判断せず、プロに相談することをおすすめします。
【施工事例①】土壌処理
土壌処理とは、シロアリが生息する土壌(土の中)に薬剤を浸透させ、バリア層を作る方法です。
シロアリは床下の土から侵入することが多いため、その侵入経路を遮断します。
侵入しやすい箇所は、家の基礎の内側や配管の立ち上がり部分などです。
このような侵入ポイントを中心に薬剤を散布することで、シロアリ駆除を行えます。
土壌処理には、面状散布・帯状散布・加圧注入の3パターンがあります。
面状散布は、シロアリが侵入しやすい土壌の表面へ専用薬剤を面状に散布して駆除する方法です。
帯状散布では、家の基礎内部や束石の表面に専用薬剤を帯状に散布し、シロアリの侵入を防ぎます。
加圧注入とは、土壌の内部へ直接薬剤を注入する方法です。
これらの方法はシロアリ駆除を行う場所や状況に応じて判断されますが、面状散布が用いられるケースがほとんどです。
また、面状散布+帯状散布のように組み合わせて行う場合もあり、家の状態やシロアリ被害の割合などをもとに判断されます。
【施工事例②】木部処理
木部処理とは、家などの建物の土台に使われている木材に対して、シロアリ駆除を行う方法です。
特に被害を受けやすい木材部分は、しっかり駆除対策を行うことが大切です。
木部処理には、吹付処理・塗布処理・穿孔注入処理・穿孔吹付処理の4パターンがあり、シロアリの被害状況によって判断されます。
吹付処理では、噴霧器を使って専用薬剤を木材に吹き付けます。
塗布処理では、木材の表面に薬剤を塗布します。
穿孔注入処理は、専用の機械で木材に直接穴を開け、薬剤を注入する方法です。
穿孔吹付処理は、穿孔注入処理と同様に専用の機械で木材へ穴を開け、薬剤を吹き付けます。
新築などシロアリ被害が出ていない建物では塗布処理を行うことが多いですが、すでにシロアリ被害に遭っている建物には、穿孔注入処理や穿孔吹付処理を行う必要があります。
木材に開けた穴は木栓でしっかり塞ぐため、薬剤のニオイや漏れを心配する必要はありません。
吹付処理を行う場合は、吹き付ける場所によってムラが出やすいため、薬剤が均等に浸透するよう丁寧に作業されます。
【施工事例③】上回り処理
上回り処理とは、浴室や玄関・勝手口のように床下がない場所でシロアリ駆除を行う方法です。
床下に土壌処理や木部処理を行うだけでは不十分な場合もあるため、床上から行う上回り処理が実施されます。
浴室や玄関などの入口部分に直接穴を開け、専用薬剤を注入してシロアリ駆除を行います。
開けた穴は木栓でしっかり塞ぐため、見た目に問題はありません。
また、浴室など湿気がたまりやすい場所はシロアリ被害に遭いやすいため、壁に穴を開けて薬剤を注入することもあります。
この場合も壁に開けた穴はしっかり塞ぐため、日常生活に支障をきたすことはなく安心です。
【施工事例④】ベイト工法
ベイト工法は、シロアリを根絶するための駆除方法です。
ベイト工法で用いるベイト剤は、シロアリが好むエサであるセルロースに混ぜられた薬剤で、シロアリの脱皮を抑える働きがあります。
シロアリは成長のたびに脱皮を繰り返しますが、脱皮を抑えることで死滅させ、シロアリ被害の防止につながります。
ベイト工法では、ベイト剤を含むシロアリのエサを特殊な容器に入れ、家の周辺へ埋め込みます。
シロアリがエサを巣に持ち帰って仲間へ分け与える習性を利用した方法です。
この方法はシロアリを巣ごと駆除でき、床下が狭い家や床下がない家でも、家の構造に左右されず対応可能です。
また、薬剤を家の周辺に撒き散らさず土の中へ埋めて駆除するため、小さなお子さんやペットのいるご家庭でも安心して使用できます。
認定薬剤は、所定濃度での効力、安全性、環境への影響が審査されています。ただし、使用方法や注意事項は製品ごとに異なるため、ラベルと施工業者の指示に従ってください。子どもやペットが薬剤や容器に触れないよう、設置場所を管理します。
ベイト剤の設置後は1〜2ヶ月程度、様子を見ます。
1〜2ヶ月後に薬剤を確認し、生きているシロアリが見つかる場合はまだ駆除中です。動かさずに静かにフタをし、元に戻します。
半年経ってもシロアリが確認できない場合は、その場所にはいない可能性があるため、設置場所を変えてみてください。
ベイト工法は自分でもできる駆除方法の一つですが、即効性はなく、徐々にシロアリを死滅させる方法であるため費用も高くなります。
すでにシロアリ被害に遭っている、または被害が進行している場合は、早急な対応が必要です。
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